平成30年度例祭(秋祭り)

平成30年度の例祭はとどこおりなく執り行われました。天候はくもりがちでしたが気温も適当でスムースに進行しました。関係者のみなさま、ご奉仕のみなさまお疲れさまでした。以下はお祭りの記録写真の一部です。簡単な解説をまじえ公開します: 準備作業 秋晴れのもと、宮司はじめ神社の世話人の方々により秋祭りの準備が始まりました。テント設営、のぼり設営、神輿の用意、提灯、催し物場所の準備など準備万端です…

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広嗣公の霊と僧玄昉の図

『玄眆筑紫に至り広嗣が霊に遭命を隕す図』と称された以下の図を国立国会図書館デジタルコレクションでみつけました[1]: 筑紫観世音寺造立供養にて、広嗣公の霊が現れ玄昉が急死したと伝えられる場面です。江戸時代に出版された物語集に掲載されている挿絵の一つ。動きのある構図、黒い雲に稲妻。迫力ありますね。 [1] 著者=好華堂野亭、他 「扶桑皇統記図会. 前編3」、出版=岡田群玉…

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藤原広嗣公のご長男、次男、さらに4代目までの系譜

前のブログで広嗣公に「行雄」と呼ばれるご長男がおられたらしいということを紹介しましたが、今回はそれを裏付ける新たな資料を国立国会図書館デジタルコレクションにてみつけた報告です。 根拠資料は『藤原公定 撰 「新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集. 3」 コマ番号45、出版者=吉川弘文館、出版年月日=1903-1904、シリーズ名=故実叢書 ; 第3輯』。 ここには広嗣公のご長男の行雄公、だ…

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