令和5年10月14日(土) くもり
神社世話人約30名が集合し、宵宮の準備が始まりました。午前中におみこしを倉から出し午後からはご神体を本殿からおうつし(遷御)して、みこしの前に神饌物(お神酒、米、野菜、果物など)を献饌しました。

11時からは恒例の「福引き」が始まりました。“ガラガラポン“はいつも心がワクワクします。子どもには駄菓子のおまけもついています。
宵宮祭
17時30分より宵宮祭が始まりました。今年も五穀豊穣、氏子の家内安全、無病息災を願う祝詞が宮司によって奏上されました。

宵宮祭 燈花会
だんだんと日が暮れ御神燈の灯りが浮かびあがりました。4年前から「燈花会」を行っています。石段や鳥居の両側にろうそくの火を灯して参拝者をお迎えしています。

奉納芸能 民舞、太鼓
18時、「民芸寺子屋」のメンバーによる奉納芸能が始まりました。日本各地に伝わる民俗芸能を披露されました。はじめの演目は「こきりこ節」です。なじみのあるしっとりとした曲にささらの音が重なり踊に引き込まれました。
そして「八丈島太鼓」。リズミカルなバチさばきで境内が盛り上がりました。太鼓の音は体全体に響いてきます。

奉納芸能 地方の民謡、伝統芸能
次は山形県の民謡「花笠音頭」です。“やっしょう まかしょ“の掛け声が夜空に響きました。続いて「なんきん玉すだれ」です。「あ、さて。あ、さて。さてはなんきん玉すだれ、ちょいとのばせば…」鯛の形になったり、富士山やしだれ柳になったり自分でも少しやってみたくなります。

奉納芸能 獅子舞
最後は獅子舞です。獅子に噛まれると“健康になる“とか”難から逃れる“とか言われます。氏子の皆様が元気で幸せに過ごせますように…

例大祭 みこし巡幸
10月15日(日) くもり後晴れ。10時より例大祭が行われました。天気もよくなりさわやかな秋晴れになりました。神職による祓詞、献饌、祝詞、のあと参列者が玉串奉奠を行いました。今年はお稚児さんや天狗さん役も復活しました。
例祭ではみこしの巡幸が行われます。みこしは軽トラックに載せて氏子中をまわります。「昔はみこしを担いで大勢で練り歩いた。子どももたくさんいて祭の日は小学校も休みやった。」と年長の方が言っておられました。今年は日曜日だったこともあり、たくさんの方にみこしのお迎えをしていただきました。


最後に宵宮は夕方から小雨になりましたが、たくさんの方に参拝していただきありがとうございました。「民芸寺子屋」の方には宵宮を盛り上げていただきありがとうございました。
令和5年度秋祭りを無事執り行えましたことを御礼申し上げます。
(文責、写真 鏡神社)
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