令和元年度例祭(秋祭り)

令和元年度の秋祭りが10月14日(月)、15日(火)に行われました。台風19号の影響が心配されましたが、滞りなく執り行われました。
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14日は午後5時から宵宮が行われました。朝から小雨が降っていたので、宵祭の開始が少し早くなりました。修祓のあと献饌(神様に御供をする)がされ、宮司が祝詞を奏上しました。秋祭りは神に五穀豊穣を感謝し、氏子の家内安全、国の安泰を祈願する儀式です。
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宵宮では奉納芸能やお楽しみがあります。1つ目は空くじなしの「福引き」です。どんな景品が当たりましたか?夜店はわたがし屋さんとベビーカステラ屋さんが来てくださいました。甘いにおいがただよいました。

お楽しみの2つ目は毎年恒例の催し物です。今年は“ジョッピーさん”こと浄土さんによる「紙しばい」です。「ジョッピーさ~ん!!」とみんなで呼ぶと、魚のかぶりものとキラキラのネクタイを着けた男の人がタンバリンを鳴らしながら登場してきました。紙しばいは楽しく小さい子にもわかりやすく、みんなに大うけでした。
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次は「寧鼓座(なこざ)」グループ10人による和太鼓の奉納演奏です。長野の諏訪太鼓の流れと聞きましたが、代表は浅野重兵衛さんです。笛の演奏からはじまり、和太鼓がなり響き春日の山にまで届くようでした。どら、鉦、ひょうたんに豆が入ったような打楽器の音も聞こえました。「太鼓をたたいてみよう!」のコーナーは人気がありました。勇壮な和太鼓演奏に感動の拍手がおこりました。外国の参拝者の方にも「素晴らしい!!!」と評判でした。
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最後はピアノとクラリネットの演奏です。たくさんのレパートリーの中からみんなになじみのある曲を演奏してくださいました。ピアノの演奏者の娘さんは清らかな声で「Tomorrow」の歌を歌ってくれました。

15日は午前10時から本宮の祭典が行われました。天気は少しずつ回復してきました。お稚児さん5名、装束を着た神社の世話人さん、きらびやかな衣装の天狗さんが午後1時に神社を出発し、氏子の各町をまわります。むかしは徒歩や人力車に乗って半日がかりで氏子町を練り歩いたそうですが、今は車を利用しています。途中、丹阪町の大杉教会に参拝し、やくしの里やあすならホーム高畑を訪問し、約2時間半かけて神社にもどってきました。みなさんお疲れ様でした。
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今年の例祭は昨年以上に盛り上がり、来年から工事が始まる「令和の御造営」に勢いのついた秋祭りとなりました。みなさんありがとうございました。(文責 鏡神社、写真撮影 ミキ)

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